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アイザックの雑記
Since2009年5月2日~、音楽、映画、将棋界、時事等色々書き綴っていた、のは今では過去のこと。 読レビュあんまり濃くかけないので、最近は参加したライブレポや雑記。 <> 天が堕ち行く明日へと向かう、喧騒を遠ざけ心に響く音楽こそを愛す。 <>・・・去りし日の記憶…あくなき願いと想い、追い求め…紡ぎ綴る、過ぎ行く時…今その目に据えるもの
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日本でも人気の高い作家ダン・ブラウンの『天使と悪魔』に、ローマ法王庁の奥の院、法王執務室の描写がある

〈テレビは特大のヒタチ製で…〉(角川文庫)◆実際にそうであるのか、作者の想像によるものか「ヒタチ製」の実否は知らない

そのブランドが置かれてあったとしても、大方の小説読者は違和感をもたないと作者が考え、事実、違和感がないのはたしかだろう

◆戦後の日本を消費社会に導いた主役のひとり日立製作所が、かつては「家電の王様」とも呼ばれたテレビの自社生産から今年度中に撤退するという

◆その報道に感慨を深くしていたところ、今度は発電などの主力部門で三菱重工業と事業統合を交渉中、というニュースである

韓国勢との競争、震災による経営環境の激変、止まらぬ円高――と、産業界に吹きすさぶ風の冷たさを象徴している

当節、程度の差はあれ、悲壮感と無縁の経営者はどこにもいまい◆それに比べて外交の停滞もどこ吹く風、“退陣表明”から2か月も居座りつづけて涼しい顔の人もいる

永田町はやはり、被災者や経済人とは住む世界が別の極楽であるらしい

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憂いを忘れる、と書いて「忘憂」は、酒の異称でもある

中国の詩人、陶淵明が『飲酒詩』のなかで酒を「忘憂の物」と呼んだことに由来するという

つらい出来事、嫌な記憶は早く忘れるに限る――とばかりに四季を問わず「忘憂」のお世話になっている身には、少々きまりの悪い写真をヨミウリ・オンラインで見た

夏の甲子園に2年連続の出場を決めた秋田県代表・能代商の室内練習場である

能代商は昨年の夏、初戦で鹿児島実業(鹿児島)に「0対15」の惨敗を喫した。そのイニングスコアが、横断幕のように練習場の壁に貼られている

悔しさを雪辱の糧とするためという。痛恨の出来事を目に焼き付け胸に刻む、忘憂ならぬ“刻憂”かも知れない

思えば、日本人一人ひとりが“刻憂”のなかにいる。6日の開幕に向けてきのう49代表が出そろった。

いつもながらの、そして、いつもとはほんの少し何かが違う夏の甲子園になることだろう

小欄も「忘憂」の器をしばし遠ざけて能代商ナインを見習い、出来の芳しくなかった記事を職場の壁にでも貼ってみようか…。候補が多くて、ちょっと迷う

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政府は場当たり的な対応に終始し国民の不信感はかつてなく高まっている〉――きのう全国知事会議が緊急提言でこう指摘した

要は〈信なくば立たず〉という政治のイロハを国に突きつけたようなものだ。遅いかも知れないが、菅首相は肝に銘じるといい

原発再稼働をめぐる閣内不一致について、首相は「私の指示が時期的に遅かったり不十分だったりして、関係閣僚、自治体の皆さんに大変混乱を引き起こした

おわび申し上げる」と言ったが、すぐその後に「安全性、国民の理解を得る点では重要な前進」と唯我独尊の弁

弁解がおわびの心のまことを消してしまう。ストレステスト(耐性検査)の導入も「思いつき、場当たり」の指示ではないと言った

どんな批判にもひるまず多弁だが、何を信じればいいのか

その〈不信〉こそ首相批判のポイントだが、ご本人はそれが分からない

首相迷走の批判は多いが、今度は全国知事会の不信表明だ

「47都道府県の総意は重い」(会長の山田啓二京都府知事)


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胸を患った石田波郷はある年の七夕を療養所で迎えた

患者たちがこしらえた七夕飾りのなかに、その二文字を見つけたのだろう

〈七夕竹(たなばただけ)惜命( しゃくみょう)の文字隠れなし〉(句集『惜命』より)

「命を惜しむ」と読むのが普通だが、感嘆符を添えて「命が惜しい!」と読んでみるとき、短冊を書いた人の息づかいがいっそう切実に伝わってくる

恋愛成就、立身出世、商売繁盛、志望校突破…その他どんな願いごとも、命あってのことである

今宵、多くの人が胸の奥に飾るだろう短冊の言葉もおそらくは「惜命」の一語だろう

七夕に似合う童画風の詩句ではなく、いつにまして病中詠に心ひかれるのは、あまりに多くの死に接したあとだからかも知れない

波郷には病む胸を詠んだ落雷の句もあった〈雷落ちて火柱見せよ胸の上〉(句集『病雁』より)

雷よ、わが胸に落ち火柱を立ててみよと、人の命というものをじっと見つめる「七夕竹」の句と

ときに萎えそうな心にカンフル剤を注射する「落雷」の句と――二つの句のあいだを行きつ戻りつしながら震災後を何とか生きている、そんな気もする

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中々画期的なシステムかと思う

速記者に代わって、コンピューターの音声認識装置が衆院の議事録を作り始めたという

明治の議会以降、あらゆる論戦は速記者の耳と手を通して文字になり、膨大な議事録となった

だがリストラで速記者採用は5年前が最後となり、将来の速記者不在に備え
衆院と音声認識の専門家が開発した装置は議員らの発言の約9割を正しい文字に変換する、上出来だ

「速記者たちの国会秘録」(菊地正憲著・新潮新書)によると、速記の極意は「心を無にする」こと

雑念のない機械に向く 装置には、国会でよく使われる言葉を記憶した「辞書」がある

森羅万象を扱う国会では、これが変換の成否を左右する

大震災と原発事故でベントやトモダチ作戦などが追加された

それでも装置は速記者に及ばない。同時の発言を聞き分けられないため、速記者が委員会室で「見張り」を務める

変換ミスを直し議事録を読みやすくするのも彼らだ、本会議や予算委員会はヤジや混乱が多いため、速記者が担う

菅首相の間近で信を失った発言を記録する。怒りで妙手が鈍らぬよう、いつもより心を無にする自制が必要だ

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プロフィール
HN:
アイザック
年齢:
33
性別:
男性
誕生日:
1991/02/17
職業:
社員
趣味:
音楽鑑賞・映画鑑賞・将棋・テニス・読書
自己紹介:
仕事や日常、本(主に小説等)・音楽・映画、その他について書き綴ります。

尊敬する人
羽生善治名人・イチロー・同年代で活躍している人たち 佐藤直紀さん・渡辺謙さん・東野圭吾さん・まらしぃさん

神奈川県・横浜市民

座右の銘・好きな言葉

不撓不屈・初志貫徹・明鏡止水

志あるところに道は開ける
Where there is a will,there is a way

邦楽・洋楽どのジャンルも好きでありながら、やはり一番はロック調、バラードも好む

映画ではアクション・コメディ・SFが主、洋画が多いけど邦画でも興味持つものはあります

戦い・アクションを好み、シリアス系・推理物(探偵物)等も

Game等はRPG・アクション・STG…BB歴は浅いけど追々。

単行本・コミックとか…opたしか72か5止まり
鋼の錬金術師27巻・完
天上天下 22巻・完

小説に関してはミステリほか、恋愛・ホラー以外ならオールジャンル

(敬称略)東野圭吾・貴志祐介・村上春樹・宮部みゆき・・・方ほか
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