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アイザックの雑記
Since2009年5月2日~、音楽、映画、将棋界、時事等色々書き綴っていた、のは今では過去のこと。 読レビュあんまり濃くかけないので、最近は参加したライブレポや雑記。 <> 天が堕ち行く明日へと向かう、喧騒を遠ざけ心に響く音楽こそを愛す。 <>・・・去りし日の記憶…あくなき願いと想い、追い求め…紡ぎ綴る、過ぎ行く時…今その目に据えるもの
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ミステリーブックフェア2011、この前は写真だけ載せたが対談全文を

(余裕があるときに載せようと思っていたのでこの休日にでもと)

東野:いきなりだけど、伊坂さんの書く作品はミステリーなのかな?

伊坂:よく言われますね(苦笑)。でも自分は子供の頃からミステリーが好きで「ミステリーが書きたい」と思って小説を書き始めたんですよ。

でも、「ミステリーを書いてる」というと「時刻表が出てくるんでしょ」と決め付けられたりしたこともあって(笑)。

だから自分でもミステリーって何なのか良くわからないんですよ

東野:おそらくミステリーって読者ひとりひとりが自分なりの定義を持っていて「これを書けばいい」っていう正解はないと思います

ミステリーは本来もっと広い幅をもっているジャンルなんだと

伊坂:自分の中ではミステリーってエンターテイメントの総称なんです。

なぞが嫌いな人はいないと思うし、苦手な人は食わず嫌いなだけだと。

僕はミステリー小説って料理に似ていると思うんですよ。

読者が増えれば穿った見方をする人もいるし、口に合わない人も出てくる。

でも、料理人である僕は一切言い訳できない。その意味で「書きたいことを書きたいように書く」のと「読者を楽しませる」という二つのバランスをどうとるかという点は悩みます


東野:エンターテイメントの宿命だろう。
僕の場合は「自分が読者だったら何が読みたいか」を最優先にしている

「どんなタイトルでどんなテーマだったら手に取りたいと思うか」ということ

いいアイディアが浮かんでも「これ読みたいか?」って読者目線で吟味する。
小説って書けば書くほど間口が狭まっていくから、本にした時点でどれだけ読者を受け入れる器が残っているかが勝負だと思ってる。

「何を書くか」よりも「どう書くか」という部分で伊坂さんはすごく作家性に溢れているよね。

伊坂:癖というか文章には凝りますね、読みづらいと感じて口に合わない人もいるようですが

東野:でもそれが伊坂さんの特徴でもある。

僕は読みやすさ・文章のリズムを重視しているけど伊坂さんの文章には独特のメロディーを感じる

伊坂:会話の間の地の文でも「読む」という行為自体を楽しんでもらいたいんです。

その分書くのはものすごく苦労しますよ、映画のシーンを自分なりに文章に起こしてみて、きちんと内容・迫力が再現できているかチェックしたりして、そういうのが好きなんですよね。

東野:誰かの真似をすればできるというものではないからね、自分はそこで無理はしないタイプ

伊坂:こだわるのは純文学への憧れもあるからだと思います。

キャラクターやトリックなど他の部分で読者にサービスしても、文章だけは自分のやりたいようにやろうと決めているんです。

ところで東野さんはトリックってすぐに思いつきますか?

僕は「いったい何が起きているんだろう」という謎はかけるんですが、トリックを仕込むのは苦手なんですよね。

東野:正直、アイディアはもうない(笑)。いつも出たとこ勝負で考えて考えて考え抜いても思いつかない。

そうやって苦しんだ挙句に、朝目覚めたときにぼんやり浮かんでくるくらい。

でもどんなに複雑なトリックも読者側からすると「それも考えた」ってなるからね(苦笑)

いくらでも犯人候補を挙げておくことができるわけだから、5番手・6番手候補くらいでようやくちょっと驚いてくれる

伊坂:しかも「びっくりしたけど面白くない」という反応もありますからね(笑)

東野:手ごわい読者は一筋縄ではいかないから、まずトリックがあるのか?という存在の有無からして謎を仕込んだりする

トリック自体の内容以前に「こんな所にトリックがあったんだ」というね

そのためにトリックの存在を意識させない工夫をしたり。

今年「刑事・加賀恭一郎」と「探偵ガリレオ」の両シリーズの新作を出すけど、こんな風に少しずつ螺旋階段を登るように新しいことに挑戦している

伊坂:読者が期待するイメージもあると思うんですが、小説を書く過程で無性に前回と違うことがやりたくなる瞬間ってありますよね。

自分で自分の小説に駄目だしするのがすきなんです(笑)

東野:最初に言ったように「ミステリーは無限」だから。

固定概念に縛られず進化させ続けていけば、ますます読者が楽しめるものになっていくはずだと思います。

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続きからどうぞ、本当にこの人は言いこと言うなと

自分の国が良い方向へいくようにと尽力したあの人の良さがわかりそう

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プロフィール
HN:
アイザック
年齢:
26
性別:
男性
誕生日:
1991/02/17
職業:
社員
趣味:
音楽鑑賞・映画鑑賞・将棋・テニス・読書
自己紹介:
仕事や日常、本(主に小説等)・音楽・映画、その他について書き綴ります。

尊敬する人
羽生善治名人・イチロー・同年代で活躍している人たち 佐藤直紀さん・渡辺謙さん・東野圭吾さん・まらしぃさん

神奈川県・横浜市民

座右の銘・好きな言葉

不撓不屈・初志貫徹・明鏡止水

志あるところに道は開ける
Where there is a will,there is a way

邦楽・洋楽どのジャンルも好きでありながら、やはり一番はロック調、バラードも好む

映画ではアクション・コメディ・SFが主、洋画が多いけど邦画でも興味持つものはあります

戦い・アクションを好み、シリアス系・推理物(探偵物)等も

Game等はRPG・アクション・STG…BB歴は浅いけど追々。

単行本・コミックとか…opたしか72か5止まり
鋼の錬金術師27巻・完
天上天下 22巻・完

小説に関してはミステリほか、恋愛・ホラー以外ならオールジャンル

(敬称略)東野圭吾・貴志祐介・村上春樹・宮部みゆき・・・方ほか
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