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アイザックの雑記
Since2009年5月2日~、音楽、映画、将棋界、時事等色々書き綴っていた、のは今では過去のこと。 読レビュあんまり濃くかけないので、最近は参加したライブレポや雑記。 <> 天が堕ち行く明日へと向かう、喧騒を遠ざけ心に響く音楽こそを愛す。 <>・・・去りし日の記憶…あくなき願いと想い、追い求め…紡ぎ綴る、過ぎ行く時…今その目に据えるもの
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何か綴りたいことはあるはずだろうか、特筆できる日常や仕事関連はさほどないが

少しであれば、いや需要があるかわからないおそらくないであろう瑣末な日常関連より

読んでいる中でお薦めできる小説の概要抜粋紹介などを載せるとしよう

とりあえず深夜遅いので、また帰ってきてから夜になるだろう


といいながら、昨日は(書く前)22時頃に寝落ちてしまったのであった そして翌朝6時

最近あまり本格派ミステリは読めていなかったりして、東野さんの6・9月新刊でいえばガリレオシリーズ「真夏の方程式」と新作「マスカレードホテル」

結構前の小説でいえば「万能鑑定士Qの事件簿」色々新刊など読んでいる間に置き去りになっているので早く読みたい所、これが中々面白い

殺人事件など残酷なミステリが苦手な人でも読める、人が死なないミステリ 題材はどれも面白いものである

以下はライトノベル紹介コーナー


東京レイヴンズ

東京を中心に霊的災害“霊災”が多発するようになった現代。名門・土御門家の血を引きながらも霊的才能に見放された春虎の前に土御門家次代当主であり幼なじみの夏目がやってきて!? あざの流陰陽ファンタジー

ヘヴィーオブジェクト

結局、戦争はなくならなかった。でも、変化はあった。くだらない殺し合いが淡々と続く中にも、変化はあった。超大型兵器オブジェクト。それが、戦争の全てを変えた。戦場に派遣留学した学生・クウェンサーは、整備基地で、奇妙な雰囲気を持つ少女と出会う。その少女は『エリート』と呼ばれていた―『オブジェクト』のパイロットとして。近い将来。このちっぽけな少年は、少女のために、最強の兵器『オブジェクト』へと、生身で立ち向かうことになる。これは、そのきっかけとなる出会いだった

氷結鏡界のエデン

巫女が結界を張る浮遊大陸でのみ、人が生きる世界。居住区の少年シェルティスには、秘密があった。それはかつて大陸の“外”に堕ちたという過去--。少年が失った“想い”を取り戻す、重層世界ファンタジー

魔法科高校の劣等性 今年7月より、Web小説からの文庫化

魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。国立魔法大学付属第一高校―通称『魔法科高校』は、成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補欠『二科生』で構成され、、彼らはそれぞれ『花冠』(ウィード)、『雑草』(ブルーム)と呼ばれていた。そんな魔法学校に、一組の血の繋がった兄妹が入学する。兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウイード)。妹は、全てが完全無欠な優等生(ウイード)。どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生の妹。二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた

ブラックブレッド

東京エリアに住む少年・蓮太郎は、対ガストレアのスペシャリスト「民警」として、相棒の延珠とともに、日々危険な任務を遂行していた。二人はある日、東京を壊滅させかねない極秘任務を受けるのだが・・・

ガストレアと呼ばれるウイルス性変異生物の退治を仕事とする主人公・蓮太郎が、突如都市を襲った驚異に対して相棒の延珠と共に、ときに心を傷つけられ、ときに命をかけて戦い抜く姿が熱い
 息つく暇も与えない怒涛のストーリー展開とスリルと緊張感溢れる重厚なアクションが見所です


といった所でアクション・戦い好きには魅力的な作品たちです

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書名   :一瞬の光
シリーズ :角川文庫 13046
著者名  :白石一文/〔著〕
出版者  :角川書店
出版年  :2003.8
ページ数等:589p
大きさ  :15cm
NDC分類:913.6
要旨(BOOK):三十八歳という若さで日本を代表する企業の人事課長に抜擢されたエリート・
橋田浩介。彼は、男に絡まれていたところを助けたことがきっかけで、短大生
・中平香折と知り合う。社内での派閥抗争に翻弄されるなか、橋田にとって彼
女の存在は日増しに大きくなっていった。橋田は、香折との交流を通じて、こ
れまでの自分の存在意義に疑問を感じ、本当に大切なことを見いだしていくの
だった…。―混沌とした現代社会の中で真に必要とされるものは何かを問う、
新たなる物語。各紙誌書評で絶賛と感動の声を集めた気鋭のデビュー作、待望
の文庫化。

中々興味深い紹介を得て、図書館Webで調べこの概要を読み借りてみました

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今回紹介する登場人物の認識は甘すぎるものではあるが抜粋して

同神奈川の自分も原発を身近に感じていなかった面だけは同じということで載せると共に再認識していきたい

反原発派の人物によって全国の原発を停止させなければある1箇所にヘリを落とすとの予告がされた事件

それにしても落としたら放射能漏れを起こすわけだから現実的に見れば無茶な行動といえる(小説だけど)

作中の内なる文「在住の県に原発がなくある所からも離れていることで自分には縁のないことだと思っていた

全国の沸騰水方原子力発電所の燃料が横須賀市の久里浜にある工場で作られ
先導車や警備車にガードされた積載車によって深夜運ばれている事を知らなかった

また「新陽(作中でヘリを落とすとされた原発)」で使われるプルトニウ燃料の輸送車両が川崎や横浜を通過することを知らなかった

輸送車が都市部を通過中、大震災に遭遇した場合には燃料容器が破損し震災と放射能災害が同時に起こる

複合災害に発展する恐れがあるということも知ってはいなかった

そう、改めてそういう例もあるということを認識したいと

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初期の東野作品は、明らかに本格推理の香りに満ちていた

密室・アリバイ・暗号・本文中にちりばめられた図版

あらかじめ提示された材料から、ラストになって論理的に無理なく謎が解明される

まさにどこから見ても本格推理の名に恥じない律儀な構造を持っていた、そこにある種のこだわりが感じられた

しかしその頃から、そして今も東野圭吾を本格派の書き手だと指摘する論評に個人的には違和感を覚えていた

明らかに本格ものらしき雰囲気がありながら、本格を高らかに謳う素振りが作品からあまり見受けられないように感じたからだった

単にストーリーを追うだけの小説に魅力は感じません、謎を追っていくだけのミステリも同様です

小説を読みながら作者のこだわりや情熱に触れたいと思う所があるのです

一見すると東野作品からは過剰なほどの作者の情熱というものは伺いにくい

探偵役は出てきても、文字通りの探偵を職業としている者はほとんど登場していない

論理に基づく謎解きはあっても、白熱する推理合戦が続くわけでもない

あれほど本格の香りに満ちているというのに、東野圭吾はそこに演出を加味しようとしないのである

あたかも意図してそれを避けているように旧来からの本格ものに見られがちな推理面のドラマを盛り上げる趣向を採用していない

本格の体裁をまぎれもなく好んで選択しながらも本格として熱く盛り上げようとはしない

役の節度というのはすなわち作者の節度に他ならない

犯人の動機は一筋縄ではいかずだからこそ、そこから登場人物たちの複雑な心模様が生まれ

自然なドラマが読者の前に提示されていく、東野作品は過剰な演出を極力排除することで静かで力強い物語を読者に語ろうとしているのだろう

タイトルもシンプルでいて力強さが伝わってくるような気がする

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「今まで書いた作品の中で一番思い入れが強いのはどれかと訊かれたらこれだと答えるだろう」東野圭吾

数々のベストセラーを放つ著者が、1995年に刊行した『天空の蜂』

1997年・文庫初版 2010年12月・45刷

ここに描かれている問題は12年を経た今尚、解決されないままで日本が抱え続けている最大級の国家危機である



「爆発物を積載した超大型ヘリを高速増殖炉に墜落させる。それを防ぎたければ日本中の原発を即刻使用不能にせよ」──。

「天空の蜂」と名乗る犯人が仕組んだ恐るべき犯行、超大型ヘリはすでに原子炉上空千数百メートルでホバリングを始めていた。

だが犯人にも誤算があった。コンピュータによって遠隔操作されるヘリ内部には、子供が閉じこめられていたという

(納品を前にしてテスト飛行が予定されていた当日、関係者の母親と子供が見物にきておりその子供が紛れ込んでいたのである)


今こそ、日本中の方に読んでもらいたい本です

私たちの生活(収入)に無理のない範囲で 昼夜を問わず自由に電気を使えるのは 薄氷の上を歩むような、危険と紙一重の技術や努力と、
『今のところ何も起こってない』だけの 運の上に成り立っていることが分かるでしょう。

この作品が単なる娯楽小説であるだけなら、 犯人はこんな犯罪を行いません

犯人はこう言います、『原発は必要だけれども、事故は起こすなというのは、 交通手段が他にないから飛行機には乗るけれど、 事故を起こすなと言うのと同じ

技術と努力で 事故を起こす確率を下げることはできるが、決してゼロにはできない。

搭乗券を買った覚えはないかもしれないが、日本国民は原発という飛行機にもう乗ってしまっている。

ただ、その飛行機を飛ばさないという選択もできる。 一部の活動家は主張をするが、大部分は沈黙の乗客だ。

彼らが何を考えているかはどこにも誰にも伝わらない』


作中の災厄である『天空の蜂』は、2011年3月11日、未曾有の地震と津波という形で原発の放射能漏れを含め私たちの現実に墜ちてきました。

犯人はむき出しの燃料プールを傷つける事を恐れ、あえて地下にプールがある高速増殖炉を狙いましたが現実はもっと悲惨なものとなりました


立場が偏らないよう気をつけて書いたという言葉どおり、作者自身の主義は作中では表現されていません

しかし、原発を推進する立場、反対する立場、無関心な立場、様々な立場の登場人物が、様々な立ち位置から原発を捉え、語っています。

危険=反原発と短絡的になるのではなく『見たくないもの、目をつぶって済むならそうしたいものにも目を向けなければならない。

事実を正しく知った上で、YesかNoを選択せねばならない、知らないところで勝手に決まってしまったから仕方がないではない。 知ることが、利便や利益を享受する国民の義務なのだ』

それこそが作者の伝えたいことではないでしょうか。

『そもそも夏ってのは暑いものなんだ』 とある登場人物の言葉です。

計画停電で不便をこうむっている今、そして来る夏こそ、エネルギーについて真摯に知る、考えるチャンスが 私たちに与えられているのかもしれません

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プロフィール
HN:
アイザック
年齢:
33
性別:
男性
誕生日:
1991/02/17
職業:
社員
趣味:
音楽鑑賞・映画鑑賞・将棋・テニス・読書
自己紹介:
仕事や日常、本(主に小説等)・音楽・映画、その他について書き綴ります。

尊敬する人
羽生善治名人・イチロー・同年代で活躍している人たち 佐藤直紀さん・渡辺謙さん・東野圭吾さん・まらしぃさん

神奈川県・横浜市民

座右の銘・好きな言葉

不撓不屈・初志貫徹・明鏡止水

志あるところに道は開ける
Where there is a will,there is a way

邦楽・洋楽どのジャンルも好きでありながら、やはり一番はロック調、バラードも好む

映画ではアクション・コメディ・SFが主、洋画が多いけど邦画でも興味持つものはあります

戦い・アクションを好み、シリアス系・推理物(探偵物)等も

Game等はRPG・アクション・STG…BB歴は浅いけど追々。

単行本・コミックとか…opたしか72か5止まり
鋼の錬金術師27巻・完
天上天下 22巻・完

小説に関してはミステリほか、恋愛・ホラー以外ならオールジャンル

(敬称略)東野圭吾・貴志祐介・村上春樹・宮部みゆき・・・方ほか
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