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アイザックの雑記
Since2009年5月2日~、音楽、映画、将棋界、時事等色々書き綴っていた、のは今では過去のこと。 読レビュあんまり濃くかけないので、最近は参加したライブレポや雑記。 <> 天が堕ち行く明日へと向かう、喧騒を遠ざけ心に響く音楽こそを愛す。 <>・・・去りし日の記憶…あくなき願いと想い、追い求め…紡ぎ綴る、過ぎ行く時…今その目に据えるもの
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リテラル:数の支配 アンチリテラル:数の支配に屈しない者


ある所に1人の男がいた、男はこの国ではありふれた人生を送っていた

普通の進学、普通の就職。変わらない平凡な毎日の中を男は流れに身を任せるだけで生きてきた。

それなのにある時からずっと拭い去らずにいる馬鹿馬鹿しい不安に苛まれ始めたという

考えてしまったのさ。“自分はこれで良いのだろうか”そんな漠然とした不安をね

原始の時代より人の営みは単純だとは思わないかね。生まれ、ただ子孫を残して死んで行くんだ。

それを歴史の中で何万回と繰り返してきた、生きることがそれだけであるというのなら・・・それは作業といえる

(自説付加:勿論人生とはそれだけではない、色々な苦難を乗り越えていくからこそそれは時に輝くかもしれないし何か功績を残せるかもしれない

何気なく無駄に過ごしてしまっている時もあるかもしれないが、人はそれでも有意義にさせようとしている)

機械のように生きることが理想とされたこの世界で男は機械になどなりたくないと願った

どうしようもなく、自分という人間の存在を輝かせたいと願ってしまった

だから自分の未来に夢や希望を描いた、何でもない自分で終わる事に耐えられなくて。本当に価値のある何かを得られぬままに消えることが怖くて

いつからか男は耐えれなくなっていたのさ、こんなちっぽけでくだらない、ただの人間で終わる自分の生涯に

願った夢や希望にどれだけ傷つけられても、いつかは報われることを信じて生きてきた

それでも・・・男は輝くことさえできずに、ただ年老いてしまった

報われない希望に期待し続けることが、どれだけ残酷で愚かであるかわかるかい

だから男は飛び降りようとして、勤め先の会社の屋上へ上ったんだ

そこから見下ろした下界は―――酷く理不尽な世界に見えた

浮かない顔で通りを行きかう人々、日々の忙しさ、人間関係、社会的地位に縛られ、思うがままに生きられずにいる

男は思った、この世の誰もが自らの障害を輝かせたいと願っているというのにどうして理想通りに生きられない人間の方が圧倒的に多いのだろうと

もう1度だけこの世界に生まれる事が出来たのなら、この世界の理不尽をすべて消し去ろう

誰もが笑って過ごし、誰もの人生が輝くようにあらゆる願いをかなえられる力がほしいと

そうして生まれたのだよ、確立を操るアルヘトス。レッドハットがな

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ようやくDブリッドの10巻完結までを読み終えたので新しいのに入れる

山崎太一郎という人間もまた、単純な思考の持ち主だった

自分の考えを曲げることをせず、自分の思った通りに行動し、それが間違っている事だとして、反省しても後悔はしない

いや本当に反省しているかどうかも疑わしいかもしれんがね、確固たる自分自身を持ち、自分のことを疑わない

そう・・・ある意味彼は片倉優樹と対極の性格をしていると表現してもいいかもしれない

優樹はそれなりに複雑な思考で自分が自分であるという自信を持つために、常に精神をすり減らし

自分の存在を疑いたくないのに、疑ってばかりいて それを表面に出すことを嫌った

(by 10巻P186 大田真章(霊鳥シームルグ) )

戦いの場面は残酷な描写もそれなりに多く、自分は苦手なはずだったけどその描写はあまり意識しないようにして読んでいった

時に人生観といえる物について大田の長い話にも心に感じるか少し考えさせられる場面がそれなりに良かったか

反省はしているけど後悔はしていない、あれの元ネタはこれだったかと

とりあえず短編集のDrop Bloodもあるのと中村恵里加さんの他作品といえばソウルアンダーテイカー(1巻のみ)まだ読んでないけど気になる

一応図書館で借りてあるので次に読む候補の1つ、読むものは今の所尽きない

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図書館での資料詳細、予約1600以上はどれだけ待つのか半端ないです

それにしても書店で時間があればか、購入かで読んでみたい

書名   :KAGEROU
著者名  :齋藤智裕/著
出版者  :ポプラ社
出版年  :2010.12
ページ数等:236p
大きさ  :20cm
一般注記 :本文は日本語
NDC分類:913.6
要旨(BOOK):第5回ポプラ社小説大賞受賞作。『KAGEROU』―儚く不確かなもの。廃
墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。「かげろう」のような己の人生
を閉じようとする、絶望を抱えた男。そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服
の男。命の十字路で二人は、ある契約を交わす。肉体と魂を分かつものとは何
か?人を人たらしめているものは何か?深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所
へと向かう。そこで、彼は一つの儚き「命」と出逢い、かつて抱いたことのな
い愛することの切なさを知る。水嶋ヒロの処女作、哀切かつ峻烈な「命」の物
語。
著者紹介(NS):1984年東京生まれ。慶応義塾大学環境情報学部卒。俳優・水嶋ヒロとし
て、映画・ドラマ・CMなどで幅広く活躍。2010年「KAGEROU」
で第5回ポプラ社小説大賞を受賞。本作が初の著書となる。
ISBN :978-4-591-12245-7
書誌番号 :210090542
予約数 1636

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プロの将棋棋士を目指す大学生の裕史が目覚めたのは異次元の暗い部屋

彼は火蜥蜴(サラマンドラ)・鬼士偶(ゴーレム)など18人からなる「赤の軍隊」の王将であり「青の軍隊」との勝負は既に始まっていた

人間が将棋の駒になったというSFならではの奇想を描くミステリ

まさにゲーム的小説、しかしその言葉が持つ薄っぺらさは感じない

理由はわからぬまま戦い続ける絶望的な不安が生々しく、焦りと嫉妬に駆られ続けた彼の実人生に重なってゆく

そして知略の限りをぶつけ合うスリルにも圧倒される

前作『悪の教典』をしのぐ作者の大胆不敵な挑戦には驚くばかり

深読みすればこの悪夢は、人間を駒のように扱いハイテク化になっていく現代の戦争なのだろうか

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加賀シリーズ最高傑作と称される今回の作品

東野さん作家生活25周年特別刊行「第1弾」






家族のあり方を問うた『赤い指』と人情を描くことに挑んだ『新参者』の両方の要素を取り入れようとして出来たのが今回の加賀シリーズ9作目のようです

新参者は昨年、赤い指は新春にドラマをやっていましたね

紹介全文は追記へ

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プロフィール
HN:
アイザック
年齢:
33
性別:
男性
誕生日:
1991/02/17
職業:
社員
趣味:
音楽鑑賞・映画鑑賞・将棋・テニス・読書
自己紹介:
仕事や日常、本(主に小説等)・音楽・映画、その他について書き綴ります。

尊敬する人
羽生善治名人・イチロー・同年代で活躍している人たち 佐藤直紀さん・渡辺謙さん・東野圭吾さん・まらしぃさん

神奈川県・横浜市民

座右の銘・好きな言葉

不撓不屈・初志貫徹・明鏡止水

志あるところに道は開ける
Where there is a will,there is a way

邦楽・洋楽どのジャンルも好きでありながら、やはり一番はロック調、バラードも好む

映画ではアクション・コメディ・SFが主、洋画が多いけど邦画でも興味持つものはあります

戦い・アクションを好み、シリアス系・推理物(探偵物)等も

Game等はRPG・アクション・STG…BB歴は浅いけど追々。

単行本・コミックとか…opたしか72か5止まり
鋼の錬金術師27巻・完
天上天下 22巻・完

小説に関してはミステリほか、恋愛・ホラー以外ならオールジャンル

(敬称略)東野圭吾・貴志祐介・村上春樹・宮部みゆき・・・方ほか
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